ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

からあげの怒り

2017-01-06

その日の夕食はからあげでした。母のつくるから揚げが大好きで

たくさん食べた記憶があります。

 

父が夜遅くに帰ってきてまた食卓にから揚げが並びました。

小学生だった私は、父に許可を得て

寝る前にも関わらず

父のから揚げをいただきました。

 

そのうち父がトイレに行きました。

「いまだ!」

その隙に私は父のから揚げをすべてたいらげました。

 

戻ってきた父は

「から揚げ全部食べたんか!!」とこっぴどく私を叱りました。

 

「あれ?いつも食べても怒られないのに、やっぱり全部食べたんはまずかったか。」と

反省しました。

 

で、そんな私も二児の父親。

私もこどもが「おいしい」と食べるものは

「食べんさい」とこどもにあげたりします。

 

こどもにあげるのは惜しいな、と思うこともほんの少しありますが

不思議と「食べんさい、気にするな、お父さんはお腹が一杯や。」と

こどもに言えるものです。

 

ああ、こういう気持ちになるのか親って。

 

にも関わらずあの日から揚げを私にすべて食べられた父は

よほど腹が減っていたか、から揚げが好きだったか..

 

ではなく全部食べたのかいけなかったか、

 

トイレに行ってる隙に私の大好きなえのきの肉巻をこどもに

全部食べられたら…、やっぱり怒るかな。

 

作業療法士:T