ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

作業療法士手記13(ケーキ屋さんならどうするか)

2015-05-01

先日、「だいじょうぶだあ」を7歳の子供と観てました。

 

その中のコントで貧乏な親子(父:シムラさん、娘:ユウカさん)が

ケーキを買いたいのに50円しか持っておらず・・・。といったものがありました。

 

父親→ケーキ屋「50円分だけくださいませんか?」

ケーキ屋→父親「無理だ無理だ!あっちへ行け!」

 

といったやりとりがありました。

 

私は息子に尋ねました。

私「○○(むすこの名前)がケーキ屋さんならどうする?」

息子「うーん、ケーキをあげて、いつでもいいから必ずお金をもらいにいく」

 

そうか、なるほど、その場の優しさをみせ、そして「がんばれ」のメッセージを送る

なかなか高度な回答をするな、と思いました。

 

私は短絡的に「ケーキをあげる」という単純な回答でした。私は商売に向いていないようです。

 

個々の価値観が出ますね。

 

話は変わりますが

臨床でもしっかり利用者さんの価値観を考慮することに努めています。

 

作業療法士:T