ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

祖母の作業療法

2015-11-18

先日、祖母が脳梗塞入院から在宅復帰を果たしました。

そして今回も数回OTを実施いたしました。

 

 

過去よりかなり身体不調に対する不安傾向が強かったため為

不安(特に痛み)を感じない動作方法・生活パターンの指導及び環境調整を中心に行い、

またキーパーソンである母に生活の注意点を話しました

(身体よりも思考面から変えると祖母の生活は拡大すること)

 

結果、思考が変化(祖母「痛くてもう歩けない」→「まだ歩ける、私」)

家屋内の歩行はほぼ自立レベルになりました。ADLも向上しました。

 

そして母は「自分のしたことでおばあちゃんがどんどん良くなっている

これは楽しい仕事やねえ。」と私に言いました。

 

今回の収穫はこの点だと思いました。

 

臨床に出ていますとご家族の協力がかみ合えばもっと生活が拡大する例が

たくさん、あります。

しかし、家族さんやご本人との関係には長い歴史があります。

当然無理強いはできませんし、あくまで提案を選択していただく、と考えます。

でも本当に信頼関係、これにつきますね。

 

今回は私の母でしたのでこれ以上ないくらいうまくいったと考えています。

とりあえず母と私の信頼関係はあったようです。

 

作業療法士:T