生活パターンが身体と気持ちに影響を及ぼすこと
2016-10-06
うちの祖母ですが、90代になりまして
最近の外出と言えばデイサービスに行くことくらいとなりました。
老化や疾病に伴って人の生活は少しずつ、時に急激に変わっていき
生活のパターンによって気持ちも体も変化していきます。
大きな病気をした後ならその変化は緩やかではなく急激に変化します。
緩やかに気持ちや体が変化する分には、その変化を受け入れる時間があるのですが
急激に変化した場合、気持ちが追いつかなくなることが多々あると思います。
作業療法士は生活を中心にリハビリを進める職種だと考えると
精神面へどのようにアプローチするのか、これが重要と考えています。
最近、リハビリテーションカウンセリングという言葉が日本でもあります。
私も2年位前から勉強し始め臨床でも作業療法の一つとして実践しています。
さきほど、出てきた祖母ですが以前、カウンセリングと行動を主体とした心理療法(だいぶ前にブログで紹介していました)で
腰椎圧迫骨折後、寝たきりになりかけていたのを母と協力して回避できました(百貨店などにも外出していました)
それから2年が経ち、今の生活になっています。
90の壁は厚いとも感じますが
作業療法士と孫の目線でそーっと祖母の生活には注目したいと思っています。
作業療法士:T