研修報告
2016-10-03
9月18日は、合同会社gene主催の「神経難病患者に対する進化したリハビリテーション」(理学療法士の寄本恵輔先生)に参加しました。
午前は、チーム医療や進行性疾患のリハビリテーションのゴールの意義について学び、午後からはALSやパーキンソン病を中心にリハビリテーションの具体的な介入についての講義でした。
午後は、ALSやパーキンソン病を中心に具体的な運動療法や呼吸・嚥下への介入など実践的な内容でしたが、午前の講義は神経難病患者を診ていくための考え・リハビリテーションの意義について学ぶことができとても新鮮でした。
午前の講義の最初に、「どうせ何をしても死ぬのにリハビリする意味があるの?」と患者さんから言われたら療法士としてどうするかという問いがあり、健康概念や生活の質(QOL)の考え方を改めて学ぶことができました。
リハビリテーションを通して患者さんの前向きに生きる力を支えていことの重要性を再度考える機会をもらい、大変充実した研修となりました。
言語聴覚士T.I