ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

作業療法士手記12(サザエさん)

2015-04-27

先日、サザ〇さんがスーパーのパートに出るというお話がありました。

 

磯〇家は「おいおい、勝手にそんなこと決めて」

マ〇オさんは「いいじゃないかあ、サ〇エ」

カ〇オは「姉さん、何か失敗をやらかすんじゃないの?恥ずかしいよ」

 

と様々な反応がありました。そしてパートがスタート。

惣菜の試食コーナーで

一口餃子を結構な勢いで売りさばいてました。

 

そして次の日、過度の倦怠感のため、

「身体を作ってから、仕事をしないと駄目ね。もう辞めるわ」とのこと、で

磯〇家のサ〇エさんパート騒動は終了。

 

サ〇エさんは家事+子育て+弟の世話などをするという生活パターンで

良い生活習慣で送れていたのが、

+パートになり、生活体力の許容量をオーバーしたと考えられます。

 

しかし、新しいことを始める、習慣にするにはそれなりの代償があります。

それがサ〇エさんの場合、疲労だったわけですが、

1か月程、続けていたら+パート生活に耐えうる生活体力がついたのでは、と思いました。

結構、性に合った仕事内容だったのですが残念です。

 

一方、サ〇エさんはパートに行ける時間がねん出できるということがわかりました。

おそらくその時間は休息や近所づき合いなどに時間を費やし一日の作業バランスをとっているものと考えられます。

 

結論としては、サ〇エさんがパートに出なくても磯〇家の生活は成り立っている為

絶対に働かなければならないという意思が欠けていたものと考えます。

また仕事にやりがいを感じられてはいましたが、継続するほどではなかったようです。

 

作業療法士:T