ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

恋し昔

2016-11-18

最近、ファミリーコンピューターミニクラシックが発売され話題となっていますね。

 

私も興味があり、ホームページを見てみたりしています。

 

自分がこどもの時、生まれる前の流行や文化は遠い過去に感じていました。

 

うちの息子らもそんな風に感じているんでしょうかねえ。

 

 

そして確実に時代は変わり、

 

音楽媒体はレコード、カセットテープ、CD、MD、MP3などに変わっていき、

昔、足しげく通っていたCDショップもなくなっています。

 

テレビはガチャガチャテレビからリモコンテレビ、薄型テレビ、3D、4K、ハードディスク内蔵…

 

科学技術の革新によりあらゆるものが変わっていき、時代に取り残されたものは

淘汰されていきます。

 

しかし、最近レコードが流行とか、またMr.childrenの桜井さんが

CD購買促進のイベントをしているとか。

 

時代や文化についていけない人もたくさんいますし、

廃れたからといって、それが悪いというものでもないです。

 

ご高齢者のお話を聞いていると

「昔は川で水を汲んで、山で薪を拾った。おくどさんや五右衛門風呂は

火をくべて使った。勉強する暇なんてなかった。一杯身体を動かしたから

今こうやって元気なんよ。」

 

と聞きます。

 

身体にしみこんだ作業記憶、動作記憶は今の自分に自信を与えます。

たとえ認知症の方でも。

 

でも時代が変わり、それを発揮する機会が減少すると考えられます。

伴って自信も喪失しやすい環境と言えます。

 

昔の生活とまではいいませんが

 

それに近い文化も残し、現代生活とミックスすることでご高齢者も元気になるのでは?

 

めまぐるしく変わりすぎる文化のスピードについていくべき部分と

そうでない部分とあるように感じます。

 

メイド喫茶にはまだ行けていません。

 

作業療法士:T