ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

作業療法士手記9(撮り鉄さん)

2015-03-10

私の家は某ローカル私鉄沿線でして、

 

トーマスやちはやふるなどのキャラクターがペイントされた電車車両が

 

よく走っています。

 

こどもはトーマス電車なんかに乗りますとものすごく喜んでいました。

 

 

先日のことですが、最寄りの無人駅へ犬の散歩に行ったとき、

 

いつもはほぼ人通りのない駅に、カメラを持った方が20人ほどの男たちが

 

電車から降りてこられました。

 

「何事??」

 

そのまま私は散歩を続行しました。

 

帰りに再度駅に差し掛かった時に、駅の横にある踏切が

 

「カンカンカン」

 

和やかな駅前は殺気立った雰囲気に変わりました。

 

20名ほどの男たちが一斉に電車のくる方向へカメラを向け始めました。

 

電車がきました。

 

男たちがカメラを向けていたのは

 

「目が極端に大きく、男心をくすぐるような典型的な

 

女性キャラクターがペイントされた車両」でした。回送電車でした。

 

 

 

興味のあることや物の対象が何であれ、仕事のon、offが

 

切り替えられる趣味があるのは羨ましく思います。

 

電車が通り過ぎると20人の男性は

 

町方面への電車に乗っていきました。

 

きっと次の被写体を求めて完璧に計画を練っているんだろうなあ。