ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

幻覚とシンパシー

2015-08-05

梅雨が明け(だいぶ前ですが)いよいよ夏本番です。

 

そんな夏本番の訪問移動中のことです。

 

山科川に差し掛かりましたときに

 

川の中に子どもくらいの大きな動物が見えました。

 

「あれが噂のヌートリアや!」と私は心の中でガッツポーズです。

 

あんなにでかいネズミがこの山科にいるのかあ、

 

台風の際に淀川まで流されたと思ってましたがやっぱり彼らの

 

生命力は侮れません。

 

その時、「冷たい!!」と声が聞こえました。

 

・・・、

 

ヌートリアではなく子どもくらいの大きさの動物は子どもでした。

 

また違う日、公園で休憩をとりました。

 

日陰で英気を養い「よし!」と立ち上がったところ

 

一人の作業着を来たおとうさんと目が合いました。

 

お互いに微笑んで会釈をなんとなくしました。

 

 

ひとつ目は夏が引き起こした幻覚、二つ目は夏が引き寄せたおじさん同士のシンパシーです。

夏を楽しみましょう。

 

作業療法士:T