ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

ハッピーハロウィンとは?

2015-11-04

10月31日はハロウィンでした。

夕方ニュースでは都会での仮装行列が映り、時代も変わったなあ、と思いながら

ぼんち揚げを食べていました。

 

すると「ピンポーン」とチャイムの音がしました。

「はいはい。どなたでしょうか?」

 

扉を開けると、小学校高学年くらいの男の子と四人が

「トリックオアトリート」とやや弱弱しい声で私に話しかけてきました。

 

よく見るとひとりはワンピースのエースの恰好、そして三人は

ハロウィン風な格好をしています。

 

『こんな田舎にもハロウィンの文化が・・・!』

 

去年までは全くこんなことはなく、突然です。

突然、こんなことがうちにも訪れるとは。

 

あわてて私は戸棚から一歳のむすこのアンパン〇ンのキャラメールコーンを

彼らに渡しました。

 

彼らは「ハッピーハロウィン」と言い、どこぞへ去っていきました。

 

「・・・。これは毎年やってくるんだろうか。」

 

そしてハッピーハロウィン、ハロウィンの意味さえ知らない私は

 

どのようにハッピーにハロウィンを過ごせばいいのか、途方にくれました。

 

とりあえず来年はお菓子をたくさん目に買っておこうと思いました。

 

文化は流動的と言いますが、本当にその通りで、

現在の80歳~90歳台の方は現代と子供の頃の文化、大きな違いがあると思います。

利用者さん達もきっと文化の変化に伴って

驚いたり、拒否したり受け入れたり、と

色んな思いや行動があったと思います。

 

作業療法士:T