ブリッジ訪問看護ステーション|京都・滋賀

地域医療構想・・・

2019-06-13

”地域医療構想” そんな題名にするとなんだか堅苦しいような、はたまたどんな内容なんだろう?と見当もつかないのが事実かもしれません

簡単に言えば自分たちの住む街の大きな病院や在宅医療を支える町のお医者さん、看護師さん、薬剤師さん、リハビリの方々がご自宅で安心して生活できるシステムの構築をしていこうというものです。これには自分たちの事業所(訪問看護ステーション)は何を得意としてどのようなことができるかを、すべての医療にかかわる方々と共有することで役割を認識し分担して地域の方々を支えていくといった構想だと考えています。

もちろん医療機関だけでなく地域の保健、介護、行政を巻き込んで行っていくためなかなか先へは進めないのも事実です。

私はこのシステムについて街全体を大きな病院としてとらえています(勝手な解釈かもしれませんが・・・)。各役割を押し付けあうのではなく、協力して支えていくそういうものは病院のシステムと似ています。

私の妻も医療に携わっており、今になって利用者さんを通して仕事でもつながっているんだと感じています。

どこが一番になる必要もなく街全体で患者さん~利用者さんを支えるシステム作りが必要なんだと最近特に思います。

一番困っている人は誰なのかをしっかりと見極め不必要なことはせず、最大限の医療の提供をしていかないといけないと感じています。

私たちは他の医療機関・在宅分野と連携してその役割をしっかり果たせるよう努力することを再認識していきたいと思います。

 

所長